ティオスカイコートについて
ティオスカイコートは光触媒作用の材料に完全無機のアモルファス型過酸化チタン
(特許:第2938376号・他4件)を取り入れたことが大きな特徴です。
この過酸化チタン自体が持つ強い接着力により、これまで欠かせなかった有機系バインダーが不要となり、 あらゆる基盤に常温で且つ安全に光触媒膜を付着させることが可能となりました。
またこの過酸化チタンは有機基盤へのブロック層の役割を兼ね、二層工法(特許工法)を使用する事で、 従来から問題となっていた下地の有機基盤を損傷させるという事も解消されました。
この独自のシステムを取り入れる事により光触媒分解機能を最大限に高められるのです。
ティオスカイコート製品紹介
光触媒コーティング材 / 水溶液
光触媒技術は様々な場面で利用され、外壁をはじめ室内、車内、ペットなど、その用途は ますます広がっています。当社では、スプレータイプで気軽に使えるものなど、お客様の ニーズに合わせた新製品の開発にも積極的に取り組んでいます。
水素イオン濃度 | 粒子径 | 組成物 | 光活性 |
---|---|---|---|
ph=6.0~7.0 (中性) |
2~10nm | アモルファス型(非結晶) 過酸化チタン、水 |
無 (200℃以上加熱すると 光活性し始める |
水素イオン濃度 | 粒子径 | 組成物 | 光活性 |
---|---|---|---|
ph=6.0~7.0 (中性) |
2~20nm | アモルファス型(非結晶) 過酸化チタン、水 アナターゼ型酸化チタン |
有 (500℃以上加熱すると 光活性が弱くなり始める) |
ティオスカイコートは、単に溶剤を製造・販売するのではなく、基盤(塗布対象)や施工方法・溶剤の選定までを含めた確かな施工体制が信用と実績につながるものと考えます。 また、製品ラインアップに適した溶剤がない場合、特別に調合することもあります。溶剤は塗布後、乾燥とともに無色・透明となります。
建物外壁施工用/室内施工用/ガラス施工用/各種スプレー用
TSC-C 外壁・内壁用 (下塗り) |
TSC-A 外壁・内壁用 (上塗り) |
TSC-G 透明基盤用 (上塗り) |
ハンドスプレー 車内施工用 |
各種スプレー用 | 繊維製品用 |
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[ご注意] ・常温(最良は5℃~15℃)で保管し、急激な加熱や冷却はしないでください。 ・非危険物ですが、密閉した場所では換気をよくしてください。 ・基本的に人体に無害ですが、飲まないでください。 ・皮膚にかかった時や目に入った場合は水道水で洗い流して下さい。 |
車内の抗菌・防臭・ガス分解を目的とする塗布用酸化チタン水溶液スプレーや、車内コーティング用塗膜による風合い・色合い変化防止 | 防臭・抗菌を目的としたスプレー用酸化チタン水溶液 | 各種繊維製品への抗菌・防臭を目的とした酸化チタン水溶液ペルオキソチタン酸による着色を防ぐ白い繊維製品等にも対応可能 |
ティオスカイコート 安全性・特性/性能/工法
ティオスカイコートの安全性・特性
SITPAマークは、光触媒製品技術協議会 の「品質と安全性に関する自主規制」と「光触媒製品ガイドライン」 に沿って品質管理された製品に表示されるマークであり、情報公開されています。
- 登録業者:株式会社 ティオテクノ
- 販売代理:中央環境総設 株式会社
- 登録番号:2001-0012 ・ 2001-0013 ・ 2001-0014 ・ 2001-0015
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1983年厚生省(現厚生労働省)に食品添加物の認可受け、国土交通省の ”NETIS” (新技術情報システム)にも掲載されるほどの注目を浴び特許を取得を行い、さらなる技術改革に取り組んで参ります。
酸化チタン 1983年厚生省(現厚生労働省) 製品のpH pH=6.0~7.0 組成物 有機溶媒一切を含まない 毒性 ・ マウス 急性経口毒性試験 ⇒ 毒性なし 於:(財)日本食品分析センター
・ ウサギ 皮膚一次刺激性試験 ⇒ 無刺激性 於:(財)日本食品分析センター
・ ウサギ 眼刺激性試験 ⇒ 無刺激物 於:(財)日本食品分析センター安全性
検証 概要 ・水道水 2900ml
・各サンプル 100ml
・金魚 各3匹他社製品のバインダー方式の金魚は3日後には全滅死しているのに対し、ティオスカイコート方式の金魚は元気に泳いでいます。
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これがティオスカイコートの安全性の証です。
用途名 TiOSKYCOAT [下塗り用] TiOSKYCOAT [上塗り用] 製品写真 性状 ティオスカイコート-C ティオスカイコート-A 外観 微黄色透明液体 微黄色透明液体 水素イオン濃度 PH6.0~7.0(中性) PH6.0~7.0(中性) 粒子径 2~10nm 2~20nm 安定性 長期間安定 長期間安定 組成物 アモルファス型(非晶質)
過酸化チタン(ペルオキソチタン酸)
酸化チタン
水ほかアモルファス型(非晶質)
酸化チタン(ペルオキソチタン酸)
アナターゼ型酸化チタン
水ほか光活性 無
(200℃以上加熱すると光活性し始める)有
(500℃以上加熱すると光活性が弱くなり始める)
ティオスカイコート効果
コーティング面に排ガス中の油分等の汚れの原因となる物質が付着すると、 太陽光を吸収して活性化している二酸化チタンが即座に分解・無害化し、雨水や風などで除去されます。 この作用の繰り返しできれいな状態が保たれる、 セルフクリーニング効果
酸化チタンによるセルフクリーニング効果の比較
ティオスカイコート特徴
ティオスカイコートは、塗装のバインダー(つなぎ)に、光触媒の酸化反応によって剥がれてしまう有機溶剤ではなく、耐久性の高いペルオキソチタン酸を採用し、長期固定を可能にしました。その表面を、大部分を酸化チタンで構成された上塗りで覆うので、高い光触媒効果が得られるだけでなく、大型建造物から一般家庭向けまで規模や基盤を選ばずコーティングできます。
また、食品添加物にも利用されている酸化チタンが主成分なので、人と環境にやさしい高い安全性を誇ります。